かつての「花の島」を再びいつまでも

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かつて「花の島」と呼ばれるほど、花き栽培が盛んだった志々島。最後の花農家だった孝子さんも、夫の長男さんが亡くなったことをきっかけに生業としての栽培を辞めました。元気をなくしていた孝子さん。息子の直宏さんとその妻、千鶴さんが勧めたのが、再び花を育てることでした。

(高島千鶴さん)
「ほんとに元気がなくって、もうこれから先、じっともしとけない、島で生活したいって言うので、島で生きがいになったらなと思って」

(高島直宏さん)
「大変だと思いますけど、やっぱり観光客の皆さんが来てくれたら、一緒に笑顔でしゃべって、ほんとに生きがいになってると思います」

ここ最近、山に登ることが難しい日もある孝子さん。思いを受け継ぐ直宏さんと千鶴さんが畑に出ます。訪れる人たちに喜んでもらおうと手作りしたフォトスポットや、一息付ける休憩所…ぬくもりのある空間が広がっています。

(高島孝子さん)
「ここまでしたんじゃけえな、後へ引くことはできんからな。続けていってもろたらな、いいけど」

(高島直宏さん)
「自分たちも含めて、皆が集まって楽しんでいただければそれだけで結構です。皆がきて、きれいだなあと言ってくれたら、それだけでいいなと」

引き継がれ、守られる「天空の花畑」。心を癒やす一面の花々が、訪れる人たちを出迎える…志々島の穏やかな春です。

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