恩師の言葉で再び前を

ついに掴んだ夢の舞台でこのまま終わるわけにはいかない…。思いのすべてをぶつけると意気込んだ最後の種目は、最も得意とする1500mです。平井監督も岡山から見守ります。

(スタート)
6人で競う準々決勝。準決勝進出ラインの3位以内を目指し、序盤は中段でレースの展開を伺います。そして中盤、中島選手が前に出ようと仕掛けた時でした。

(中島未莉選手)
「思いもよらないアクシデントにあってしまって、すごくやりきれない気持ちが残ってしまいました」

その後、何とかレースに復帰し完走したものの、メダル獲得の夢は叶えられませんでした。

(中島未莉選手)
「得意の1500mで転倒してしまったんですけど。私の性格上うまくいきすぎると次につながらない性格なので、言ってしまえばうまくいかなくて良かったなと思う部分も少しはあります。でも、本気でメダルを目指していたので…」

レース直後は失意に暮れていた中島選手でしたが、あるメッセージが支えになったと言います。

(中島未莉選手)
「未莉のおかげでたくさんの人に知ってもらえてショートトラック楽しいねって言ってもらえた。良かったよ。大事な一言忘れてた、未莉ありがとう。というメッセージをいただきました」

送り主は恩師・平井監督。五輪の厳しさを知る平井監督だからこそ、戦い抜いた中島選手に真っ先に伝えたい思いがありました。

(中島未莉選手)
「(五輪が)終わってからも悔しい気持ちがずっとあって。この一言が来てからほっとしたというか、いつも支えとなっている存在です」