12時間頑張れたのは「息子」の存在だった
(西川一穂さん)
「息子が4時間を達成して、先に日本一になっていたんで、できる所までやろうというのが強くありました」
力になったのは、息子で来月から中学生になる瑞歩くんです。去年、同じく「もしかめ」の全国大会に出場。小学生高学年の部で、全国で唯一、上限の4時間を達成しました。

「4時間です!終了。小学生の部は終了です。よく頑張りました」
(西川瑞歩さん)
「集中して、けん玉が吸い付いて来る感じで、もっと自分ができるとこまでやってみたかったなと思いました」

まだ、続けられる余力があった話す瑞歩くん。これほどまでに、熱中する理由とは…。
(西川瑞歩さん)
「お父さんがかっこいいと思ったから、家で一生懸命練習して、大会とかで優勝したりして、すごいなと。それがかっこいいと思ったから僕も4時間やりたいなと思いました」

日本記録を達成した西川さん親子が技を磨く「備前けん玉道場」です。一穂さんと同じ大会で、もう1人12時間の記録を達成した井上槙梧さんも所属。ほかにも、これまでに全国大会での優勝者を33人も輩出してきた名門道場です。

(道場に通う児童)
「成功したときにうれしいことです」
「できなかった技が出来るようになったりして、そこが一番うれしいです」

この道場を33年前に開いたのは、一穂さんの父親で、瑞歩さんの祖父でもある西川政典さんです。小学校の教員だった頃、趣味だったけん玉を児童に教え始めたのがきっかけで、これまでに多くの人を受け入れ魅力を伝えてきました。
(西川政典さん)
「けん玉道場で、けん玉の指導をして、子どもが一生懸命目を輝かせて、自分がうまくなる楽しさ喜びをずっと感じてほしい。私にとっては生きがいの一つです」

けん玉を通じてあきらめないことや挑戦することを学んでほしい。政典さんの教えのもと今では全国有数の選手たちが育つ場所になっています。










