話し言葉が滑らかに出せない発話障害の1つ「吃音」について知ってもらおうと、東かがわ市の小学校で当事者による授業が行われました。
「吃音というのは言葉が滑らかに出てこないことがある、…(言葉が詰まっている)言葉を話すことに関する障害です」

授業を受けているのは、東かがわ市の引田小学校の4年生36人です。吃音について広く知ってもらおうと、当事者たちが設立したボランティア団体によって実施されたものです。

授業では、音を繰り返すことや言葉が出ないといった症状が説明されました。また、〇×クイズでは、生徒たちと吃音のある人がコミュニケーションをとって、正解を一緒に考えていました。
(小学生)
「吃音って言ったら、目に見えない障害って言ってたから、声のことだと思わんかった」
「大変な事がわかったから、助けてあげたいと思います。大丈夫ですよとか声をかけてあげたい」
(ことばの架け橋かがわ 森田実玖さん)
「相手側も知らないまま、何でなんだろうという疑問も残っている場合もあるので、第一歩として知ってもらうのが大きいのかなと」
ボランティア団体では、今後も多くの人に知ってもらうための活動に力を入れていきたいと話しています。










