香川県高松市は、部下に対するパワーハラスメント行為があった男性職員と公文書を廃棄した男性職員をそれぞれ減給の懲戒処分にしました。

(高松市の会見)
「このたびは申し訳ございませんでした」

減給10分の1、1か月の懲戒処分を受けたのは、消防局に勤める47歳の消防司令補の男性です。高松市によりますと、男性は、昨年9月から今年1月にかけて、部下の頭をヘルメットの上から「とび口」と呼ばれる器具で軽く2回叩いたほか、市民の前で大声で叱責するなどし、精神的苦痛を与えたということです。

一方、減給10分の1、3か月の懲戒処分を受けたのは高松市立の病院に勤務する62歳の男性医師です。この医師は今年6月、自分に都合の悪い内容が書かれていた患者からの意見書を、故意に破って廃棄したということです。