キルギスの女性歌手招き 岡山でコンサートを

手術さえすれば目が治る子どもを助けたい・・・竹内さんは、グルムさんにも力を貸してもらいたいと考えたのです。

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竹内さんたちを歓迎するコンサートの会場で、その思いをグルムさんに伝えます【画像⑦】。

(竹内昌彦さん)
「グルムさんを、9月20日に私の故郷である岡山にお迎えしたい。その時に集めた岡山の優しい人たちの心・金で持って、キルギスの人たちの治せる目を、見えるようにしたいのです」

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子ども達を救うためのチャリティーコンサートが、この年の9月に岡山市民会館で開かれることが告げられました。全額が、目の見えない子どものために寄付されます。

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そして竹内さんの講演は続く

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そして竹内さん自身も、その大きな目的のために、全国各地で講演を続けています。

(竹内昌彦さん)
「キルギスという国、地球儀でいっぺん探してみて。アジアの真ん中にある。そこに目が見えない子供が大勢おる」

「日本で生まれていたら目が見えるのに、治療するお金がないから、見えないままで、大きくなりょーる」

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「お金をちょっと送ってやったら、手術が出来て、目が見えるようになる。あの子たちの目を見えるようにしてやりたい、一人でも大勢な」

「『ママが見えた』『お空が見えた』って、そのことを死ぬまでの仕事にしよう。7歳で死んでいった、無念だったあの子の人生を、代わりにそうやって生きてやろうと思うんです」

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キルギスで、竹内さんは子どもたちにこう呼びかけました。

(竹内昌彦さん)
「見えるようになるといいな、応援するぞ」   

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【第17話】「手術しないと目が見えなくなる...ラミーリャちゃん【画像⑬】の5年後」は、10月4日配信予定です。

【画像⑬】ラミーリャちゃん(当時7歳)

【第1話】「自殺するな 逃げてもいいから 死なずに待て」
【第2話】「これまで3回死にたいと...でも生きててよかった」
【第3話】「いじめで死ぬくらいなら...大騒ぎして周りに訴えろ」
【第4話】「こんな子が生まれたことが不幸...踏切へ何度も行った」
【第5話】「人生は思うように行かない...でもそこで全力を尽くせ」
【第6話】「元気な体をもろたくせに、簡単に首を吊るやつが許せん」
【第7話】「幼い長男の死を境に...生き方が変わった」
【第8話】「自殺しようとした人が、生きてて良かったと思えるように」
【第9話】「本当は、目の見える人生を送りたかった。でも...
【第10話】「元気な子を授かったことが、どれだけ運のいいことか」
【第11話】「みんなの幸せの1%を、障害者のために分けて」
【第12話】「引きこもっていたが立ち直れた」
【第13話】「願いがあるとしたら、妻と子の顔を一度見たい」
【第14話】「一歩外に出て、生き甲斐を見つけて人生が変わった」
【第15話】「手術をしないと目が見えなくなる、でもお金がない」

※竹内昌彦さんが理事長を務める、手術さえすれば目が治る子どもたちを支援する「ヒカリカナタ基金」はこちらです。https://www.hikarikanata.com/