岡山・香川の多くの地点で猛暑日となるなど厳しい暑さが続いています。
そんななか、岡山市内の建設現場には涼を届けるある「秘密兵器」が登場しました。その正体は?
きょう(5日)も朝から日差しが照り付け、気温がぐんぐん上がりました。日中の最高気温は、岡山で観測史上最高となる39.5℃、香川でも高松で38.0℃を観測するなど、岡山・香川ともに熱中症警戒アラートが発表される危険な暑さとなりました。
(前田唯キャスター)
「そんな厳しい暑さのなか、こちら【画像①】の建設現場では、かき氷の提供が行われています」

岡山市の建設会社・荒木組では、昨年から、熱中症対策としてキッチンカーによるかき氷の提供を行っています。
(作業員)
「暑いのでちょうどいいですね、かき氷は。こういう時期はかき氷がおいしいです」

きょうは約150杯が無料で振舞われ、今月(8月)いっぱいキッチンカーで県内11の現場を周っていくということです。そして、かき氷の提供は、作業員同士の交流の場にしてほしいという思いもあります。
(作業員)
「(かき氷を食べながらだと)会社の同僚とも楽しく話せると思います」
「食べたら絶対爽やかにお仕事できると思います」

今年から義務化された職場での熱中症対策。暑い中で仕事をする作業員を守るための取り組みに、より力を入れていきたいと話します。
(荒木組 岡崎 涼さん)
「業態的にかなり過酷な環境で作業されますので、かき氷であったり、ちょっとでも涼むようなスペースであったり、提案をして、ちょっとでも快適に仕事をしてもらえたら」
様々な熱中症対策を行う、建設現場です。あすは、日中の最高気温が岡山・高松ともに38℃の見込みで、厳しい暑さが続きそうです。