今年3月に“あなぶきアリーナ香川”で行われたプロジェクションマッピングの経済波及効果が2億円を超えるとの推計がまとまりました。

プロジェクションマッピングは3月13日から15日に行われ、3日間で3万3000人が訪れました。費用が8700万円だったのに対し、県の推計で2億2000万円~2億6000万円の経済波及効果があったということです。

実行委員会が期間中に実施したアンケートから県内の日帰りが92%、県外からの宿泊が5%などと割合を設定し、観光動態調査による1人あたりの消費金額などの資料をもとに推計しました。

このうち来場者が県内で消費した金額、いわゆる直接効果が最大1億7000万円余りで、1次波及効果が最大5400万円余り、2次波及効果が最大3500万円余りとしています。

実行委員会は「一定の効果が得られたと考えている。これをふまえ、今年度の実施時期などを検討したい」としています。