思い出の詰まった学び舎で過ごす、かけがえのない時間です。今月(3月)で閉校する岡山県吉備中央町の小学校で最後のイベントが行われ、多くの人が別れを惜しみました。

「ここです。この時は平成19年。すっごいなつかしいです。みんなすごく幼いな~と思って」

アルバムをめくりながら、当時の思い出を懐かしみます。今月で閉校する吉備中央町立津賀小学校で、卒業生や地域の人などを招いて開かれたイベントです。約230人が学び舎との別れを惜しみました。

明治6年に加茂小学校として創立してから約150年。140人以上が通っていた時もありましたが、児童の減少により、来月からは近隣の学区の小学校と統合されることになっています。

「これまでお世話になった地域の人たちに恩返しがしたい」と、児童たちはカフェをオープン。飲み物とスイーツを振る舞いました。
(児童)
「(学校が)久しぶりにとてもにぎやかになって、大変だけど、楽しいし、みんながおいしいって言ってくれてうれしい」
思い出の詰まった学び舎で過ごす最後の時間。訪れた人たちからは、学校への感謝の思いが溢れていました。










