きょう(18日)は、点字ブロックが世界で初めて敷設された「点字ブロックの日」。実は岡山が発祥の地なんです。この「点字ブロック」を広く知ってもらおうと岡山市であるものがお披露目されました。

(テープカット)「どうぞ~」

全体が一面、黄色く塗装され、盲導犬のオブジェも…。

(和泉砂絵記者)
「外側には点字ブロックを模した模様がたくさん施されていて、中を見てみますと、点字ブロックを模したタイルまで敷かれています。まさに点字ブロック一色のタクシーです」

お披露目されたのは、点字ブロックをモチーフにしたその名も「点字ブロックタクシー」です。点字ブロックの必要性が啓発できればとタクシー事業を手がける岡山市の両備グループが発案しました。

式典に出席した視覚障害の当事者で、認定NPO法人を運営する竹内さんは、社会での理解が深まるきっかけになればと新たなタクシーに期待を寄せます。

(ヒカリカナタ基金 竹内昌彦理事長)
「なかなか理解されていないことも多いんですよ。そんな邪魔なものつけるなとかね」