路線の存廃問題が浮上しているJR姫新線について、通学に利用している真庭市の高校生が、「存続を要望する署名」を市長と市議会議長に提出しました。


(勝山高校 生徒会長 友金日向さん)
「『姫新線の存続』と『利便性の向上』を強く願っており、ここに教職員・生徒、その家族の署名を添えて要望いたします」

きのう(5日)、勝山高校と真庭高校の生徒代表が、姫新線存続を求める約1200人分の署名を真庭市長と市議会議長に提出しました。


姫新線は、1日の利用客数が1キロあたり2000人未満の赤字路線として、存廃問題が浮上しています。


真庭高校では、生徒の約5分の1となる75人が、また勝山高校に通う生徒の約半数となる193人が、姫新線で通学しているということで、生徒たちの要望で今回の署名提出となりました。


(勝山高校 生徒会長 友金日向さん)
「(真庭市長と真庭市議会議長が)私たちの思いを深く受け入れてくれている気がして、手ごたえがありました」


(太田昇 真庭市長)
「がんばれば存続できると思っています。他の路線もそうですが、この姫新線が無くなることは考えられない」


生徒たちは今後、津山市と美作市のすべての高校でも、署名をよびかけるということです。