技能実習生の安全管理を怠りけがをさせたにもかかわらず労働災害を報告せず、何事もなかったかのような嘘の書類を作ったなどとしてこの実習生が勤める会社と監理団体、関与した男性4人が書類送検されました。

労働安全衛生法違反の疑いで書類送検されたのは、多度津町の造船会社とその社員ら2人です。また、技能実習法違反の疑いで丸亀市の監理団体と職員2人も書類送検されました。

警察によりますと、造船会社と2人は、今年2月、中国人技能実習生の39歳の男性が作業中にやけどをした際、労災と認知していたにもかかわらず報告を怠ったということです。

また、監理団体と職員2人は、おととし11月から今年4月までの間、実習生から被害の相談に対し何事もなかったかのような虚偽の記載をしていたとみられています。調べに対して4人は容疑を認めているということです。