「眠れる森の美女」お客様方をときめかせるような作品に

そんな廣川さんは、今は東京で、今月下旬から始まる公演の稽古に励んでいます。作品は、チャイコフスキー作曲の三大バレエの一つ「眠れる森の美女」。

バレエファンのみならず、多くの人に愛される人気の演目で、主役のオーロラ姫を演じます。

(廣川みくりさん)
「バレエの基礎的な部分が見える作品でもあるので、そこをやっぱりしっかり見直さないといけないので、そこが大変です」

この日、稽古会場に現れたのは、バレエ団を率いる吉田都芸術監督です。かつて、イギリスのバレエ団で20年以上、最高位のプリンシパルとして活躍を続けたダンサーから直接指導を受けています。

(吉田都芸術監督)
「自分の中でここからここまでという音楽を聞いて、ここまでを繋げる」

「次これ。今は一個ずつすごくぷちぷちぷち(途切れている)。もうちょっとフレージングを考えてやった方がいいよ」

(廣川みくりさん)
「もう一回やりたいです」