先週の再開試合を勝利し3位に浮上した、サッカーJ2ファジアーノ岡山。残り9試合、自動昇格も狙える位置につける中、昨夜(4日夜)、ホームでFC町田ゼルビアを迎え撃ちました。
ともにプレーオフ圏内の、3位・ファジアーノ岡山と6位・町田との直接対決。
昇格の2文字が現実味を帯びる中、今シーズン初の1万人を超えるサポーターが後押しします。
試合は、開始早々に動きます。ロングスローからのこぼれ球に反応した河井のシュートは弾かれますが、そこに田中雄大がボールを押し込み、先制に成功します。
後半も勢いが止まらないファジアーノ。相手陣内でボールを奪うと、チアゴからデューク、そして最後は佐野。地元出身で、U―19日本代表に選出されている若武者のホーム初ゴールで勝負あり。
これで3連勝のファジアーノ。J1自動昇格圏内の2位新潟との勝ち点差を「5」に縮めました。
(ファジアーノ岡山 佐野航大選手)
「スタジアムに1万人入って、初めてこんなに大勢の中でプレーするので。この雰囲気が最高だったので、点が決められて、勝ててうれしいです」
(ファジアーノ岡山 木山隆之監督)
「我々はもう上を見て、しっかりそこに食らいつくだけだと思うので。当然きょうで3連勝になったので勢いはありますし。ただその中で『自分達のやるべきこと』を見失わずにやっていければ、チャンスはある」
悲願のJ1昇格に向け、弾みをつけたファジアーノ。次節は10日、ホームでモンテディオ山形と対戦します。