料理の腕を競うもう一つの甲子園、その名も「うまいもん甲子園」です。全国大会出場を目指して中四国地区の予選が香川県高松市で開かれ、岡山県の興陽高校が出場しました。

(平松咲季記者)
「独特の緊張感が漂っています。どのチームも、あざやかな手さばきです」

今年で13回目の開催となった「うまいもん甲子園」です。高校生が地元の食材を使ったオリジナルレシピを考案し、その完成度や独創性を競います。

「強火?」

「うん、肉焼こうや」

きょう(2日)行われた中四国エリアの予選には書類選考を勝ち抜いた5チームが出場。昨年、全国大会で準優勝した岡山県の興陽高校も自慢のレシピで挑みます。

興陽高校が考案したのは「美活ランチBOX」。塩こうじを使ったヘルシーなハンバーグに、岡山県産の黄ニラや千両ナスも添えました。気になる審査の結果は…

「岡山県立興陽高校です!」~(拍手)

見た目の美しさと独創性が評価され、見事、興陽高校が決勝大会への切符を掴み取りました。

(岡山県立興陽高校 家政科3年 山口海音さん)
「最初はどんなものを作ったらいいのかなと思ったのですが、先生やメンバーのみんなと楽しく作ることができて良かったです」

興陽高校は11月に東京で開かれる決勝大会に出場します。