岡山・香川は各地できょう(31日)も厳しい暑さが続いています。昔ながらの知恵「打ち水」で涼を取ろうというイベントが香川県高松市で行われました。

6日連続の猛暑日となった高松市です。「打ち水大作戦」、火照った街の気温を下げようというNPOによるイベントです。

(茅原淳記者)
「現在37.7℃です。打ち水でこれが何度に下がるでしょうか」

(大西秀人高松市長)
「打ち水始め!」

昼休み中の会社員や夏休みの子どもたちなど、約200人が参加しました。洗面器やバケツから水を手にとって撒いていきます。

(参加した人)
「している間から足元から冷気が上がってくる感じで、全然暑くならずに涼しく楽しく」
「打ち水をする前と後だと風の涼しさが全然違っているなと」
「水を投げるのが楽しかったです」

(司会)
「打ち水を打ったあとは35.3℃です」

打ち水効果で、2.4℃も下がりました。

(主催した四国の道路サポータークラブ 富田隆弘理事長)
「こういう自然の力を利用して下げる方法もあるということも再認識していただいて、それと楽しいですよね。なんとなく水ぱちゃぱちゃやって植木にも一緒に水やりながらというのが生活の潤いにもなるかなと思います」

あすから8月。厳しい暑さがさらに続きそうですが、昔ながらの納涼の知恵で乗り切りたいものです。