きょう(24日)は土用の丑の日です。古くからこの日は、「う」が付く食材が縁起が良いとされています。高松市の寺では、「う」り科の夏野菜で健康を願いました。
(小寺健太記者)
「護符が付いたきゅうりが、たくさん積まれています。土用の丑の日に暑さを乗り切ろうという恒例行事です」

四国霊場第83番札所、一宮寺で行われた「きゅうり加持(かじ)」です。きゅうりを身代わりに、病気や災いを封じ込めて夏の健康を願います。弘法大師空海が全国に広めたとされる厄除けの行事で、この寺では午前と午後あわせて3回の祈祷が行われました。参拝者からは、約800本のきゅうりが供えられました。
(一宮寺 加藤弘淳住職)
「この瀬戸内地方は天気予報でも高い気温が続いているので、健康で乗り切っていただきたいなと」

祈祷したきゅうりは境内に埋められ、封じ込めた病や災いと共に土に還るということです。










