建設業と連携して、障害がある人の就労を支援する「建福(けんふく)連携」の事業所の開所式が、高松市で行われました香川県では初めてです。

「建福連携」で高松市に開所した、就労継続支援A型事業所「オリビオ」です。
市内の建設会社が、現場で行っていた、年間20万本の天井の建築部材の組み立てをオリビオに委託。事業所で働く5人が部材のカットや組み立てを行い、完成した部材が現場で使われます。
「建設業界の人手不足」と「障害者雇用」、双方の課題解決の一端を担うと期待されています。

(オリビオ福原孝悟社長)
「日本の基幹産業である建設業のひとつと連携することによって、大きな仕事ができてくると思っておりますので、福祉のところでもメリットがある」
池田知事は、画期的な取り組みだと評価しました。

(池田豊人香川県知事)
「今回第1号が出たということで、建設関係にも広げたいし、他の業態にもそういうものが広がってくるようにぜひしたい」
オリビオでは障害者の雇用を今後20人まで増やし、建築部材の管理業務も行っていくことにしています。










