球児たちの力強い入場行進で幕をあけた、全国高校野球岡山大会。RSK山陽放送では、連日注目校を紹介しています。今回は公立の雄・玉野光南です。

昨年のリベンジに燃えるのは、エースを中心とした多彩な投手陣。11年ぶりの頂点を狙います。

「新チーム始まって以来、ずっと『ガッツ』というテーマでやってきた。この1年間何をやってきたのかどういう苦しい思いをして冬の練習に取り組んできたのか」
チームが掲げる今年のテーマは「ガッツ」。根性だけではありません。

「我慢・辛抱して勝つ」の思いを込めました。
今大会、優勝候補の一角とも評される玉野光南。遠かったあと一歩。春の県大会は倉敷商業に敗れています。

チームの強みは安定感のある多彩な投手陣。2年生左腕の石井投手に、コントロール抜群の中塚投手。

さらには、サイドスローの技巧派・清水投手が顔を揃えるなか、ひときわ強い思いでこの夏に臨む投手がいます。
「ピッチャーの石井君に代わりまして村上君が入ります」
昨年夏の準決勝。後がない7回。マウンドを託されたのが、2年生だった村上投手でした。
しかし、定まらない制球。最後は押し出しでサヨナラコールドを許しました。
(村上凌久投手)
「あの場面…あと2点取られたらコールドになってしまうというプレッシャーで、自分の思ったようなピッチングができなくて、その悔しさを秋・春・夏につなげていこうと思いました」

創立40周年の節目の年。先輩と甲子園に行くことはできませんでした。しかし、我慢と辛抱の日々は、彼をチームのエースに変えました。最速147キロの真っ直ぐに巧みなコントロールとキレのある変化球。
エースを支えるのは、キャッチャーの岡野主将。投手陣と二人三脚で甲子園を目指します。

(岡野伸亮主将)
「バッターの反応や、ピッチャーの調子を見て、配球することを意識している。(今大会は)ピッチャーを盛り立てて、0で抑えることを意識してやっていく」
就任14年目を迎えた田野監督。チームの中心を担う、バッテリー2人の成長を感じています。

(田野昌平監督)
「心技体全ての面で、成長してくれたと思う。みんなの気持ちを背負って、マウンドで気持ちを込めて、1球1球投げてくれると信じている」










