バレーボールの16歳以下の日本代表に13歳で選ばれた女子中学生が熊本にいます。※中学2年生で代表に選ばれたのは彼女1人

次世代のエース候補の素顔に迫りました。

熊本信愛女学院中学校バレーボール部2年の本田葵(ほんだ あおい)選手。2009年生まれの14歳。

178センチの長身を生かした攻撃力が魅力のサウスポーです。

本田葵選手「(高さは)自分にしかない強みだと思っているので、できるだけ高い打点から打ち込むように意識しています。」

指導するコーチは、本田選手の魅力は高さだけではないと強調します。

勝原啓介コーチ「ブロッカーとの駆け引き。体をひねって逆打ちしたり、相手を見ながら奥に打つ短く打つなどの距離を使ったり、いろんな事ができる選手」

そんな本田選手が目標とするのが、熊本信愛女学院高校出身、日本代表の古賀紗理那(こが さりな)選手です。

本田選手「憧れでもあるし世界に通用するプレイヤーに私もなりたいので」

日本代表で活躍する古賀紗理那選手を指導した堤政博(つつみ まさひろ)監督は、本田選手に将来代表で活躍できるほどの伸びしろがあると見ています。

堤政博監督「全国的に見てもトップレベルにあることは間違いない。将来性で言うと(古賀紗理那選手と)比べても変わらないほどの魅力を持っている」

大きな期待を寄せられている本田選手は、16歳以下の日本代表に中学2年生(当時13歳)で唯一選ばれ、去年7月、中国でのアジア選手権に出場し「第1回アジアU16女子バレーボール選手権大会」での日本の優勝に貢献しました。

そんなアジアチャンピオンの教室での様子を見せてもらいました。