秋雨前線の影響で、熊本県内は激しい雨が降った所があり、引き続き、夕方にかけて落雷や突風などに注意が必要です。

午前10時ごろ熊本市では急に空が暗くなり、熊本城が霞むほど雨脚が強まりました。

九州の北にある前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んでいるため、きょうの県内は大気の状態が非常に不安定となっています。

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午前9時ごろには山鹿市鹿北(かほく)で1時間に22ミリの強い雨が降りました。

また、熊本県が宇城市(うきし)不知火町(しらぬいまち)に設置した雨量計で、午前10時までの1時間に50ミリの非常に激しい雨を観測しました。

このあと、秋雨前線は九州南部まで南下する見込みです。

気象台は、夕方にかけて落雷や竜巻などの激しい突風に注意を呼びかけています。

熊本市3時間ごとの天気の推移(TBS NEWS DIG より)