草原の斜面を「そり」に乗って、いかに早く滑り下りるかを競うイベントが熊本県西原村で開催されました。優勝賞品は新米30kg。熱い戦いが繰り広げられました。
芝の斜面を颯爽と滑り降りる参加者たち。11月8日に開催された「芝王」決定戦です。

戦いの舞台は傾斜約20度、約120mの急斜面。ルールはシンプルで、そりに乗って一番早く滑り下りた人が勝利です。
2人乗りや1人乗りなど4部門のトーナメント戦に、熊本県内外から約100人が出場しました。
「すごい!体全身を振りながら、緑ゼッケン勝利です」
思い思いのスタイルで風をきって楽しんだ参加者たち。

それぞの部門の優勝者には「芝王」の称号と、西原村産の新米30kgが贈られました。
6才以上の部 優勝「恐かったけど勝ちたかった。芝王になれたからうれしい」
2人組一般の部 優勝「旦那と日常生活で仲良くしているので、それが出たかなと」
2人組親族の部 参加者「家族との絆が深まってすごく楽しかったです。来年も勝ちます」
参加者「滑っている時、浮いている感じだったから楽しかったです」
参加者「子ども(姪っ子)のことは考えず、1番になりたくて一生懸命こぎました」
イベントを企画した村の観光協会も手ごたえを感じています。今年の春に初めて開催し、好評だったことから秋も開催したそうです。
西原村観光協会 平岡貴徳さん「どんどん続けていって『芝そりスキー』というブランドを作って西原村を盛り上げていきたいと思います」

次回は、来年春の開催予定です。









