女性の同意がないままわいせつな行為をした罪に問われているパキスタン国籍の男の初公判で、男は起訴内容を否認しました。
不同意わいせつの罪に問われているのは、パキスタン国籍で飲食店経営の自称「アリババ」、本名=モハマド・エーサン被告(61)です。
起訴状などによりますと、エーサン被告は今年5月、熊本市中央区と西区で、それぞれ初対面の女性2人(30代、20代)の胸を触ったり、抱きついたりした罪に問われています。
10月17日の初公判でエーサン被告は「酒に酔っている女性が自分に抱きついたが、わいせつな行為はしていない」などと起訴内容を否認し、弁護側も無罪を主張しています。
次回の裁判は12月17日で、被害を訴える女性への証人尋問が予定されています。