熊本県上天草市で養殖のシマアジが赤潮で死んだことを受け、県が危機管理対策本部を設置しました。
県内では8月、上天草市や宇城市沖の八代海で、シャットネラやカレニアミキモトイなどのプランクトンが県の基準値を超えたため、赤潮警報が発表されていました。
さらに、昨日(16日)上天草市の沖合で養殖のシマアジが死ぬ被害が報告されため、県が危機管理対策本部を設置しました。
県の水産振興課は、シャットネラによる赤潮被害とみていて、現時点の速報値で6500匹、約212万円相当の被害が出ています。
八代海では去年、おととしと2年連続で約15億円の赤潮被害が発生しています。