熊本市議会は約4193億円の来年度(2025年度)の一般会計当初予算案など、99議案を可決・同意し閉会しました。

可決した一般会計当初予算のうち主な事業として、西環状道路の整備費など渋滞対策に約112億円が計上されたほか、熊本市役所建て替えの関連経費として約3億5000万円などが盛り込まれています。

庁舎建て替えの経費には市民向けの説明会を実施するための費用も含まれていて、その開催時期について大西市長は。

大西一史 市長「新年度の上半期にそういう機会が作れたらということで準備をしている」

一方、議会棟の整備について市議会は3月、受動喫煙対策として喫煙室の設置を求めています。

しかし、2019年に市は市役所敷地内を全面禁煙とした経緯があり、今後の方針について大西市長は。

大西市長「分煙環境をしっかり整えてほしいという声もあるのでそういった声も聞きながら、そして市民の皆さんがどう考えられるかが一番大きい」

このように述べ、新たな本庁舎に喫煙室を設けるかどうか、今後、市民の意見を参考にしたいとしました。