今年、有明海で収穫された県産の乾のりの初入札が熊本市で行われました。
きょう(10日)始まった今シーズンの乾のりの入札会。熊本県の荒尾市から宇土市の有明海で生産された養殖ノリ約2200万枚が出荷され、全国から集まった約300人の買い付け業者がのりの見た目や味を確認していました。

今年は猛暑で海水温が上昇した影響などから、種付けのタイミングが遅れ、去年の初入札と比べて、出荷量は半分以下ですが、色は良く、品質も良いのりに仕上がっているそうです。
【初入札の出荷量】
去年 約5900万枚
今年 約2200万枚

買い付け業者「色も黒々としていて非常に品質の良いノリが採れている」
初入札の平均単価は去年を上回るとみられ、熊本県漁連は来年4月までの入札で合わせて8億枚、96億円の売り上げを見込んでいます。










