熊本市が導入を目指す宿泊税について、再来年の2026年7月から導入する方針であることが明らかになりました。

宿泊税は、ホテルなどに泊まる人に対し自治体が1泊あたり数百円を課税するもので、九州では福岡市や長崎市などがすでに導入しています。

こうした中、大西市長は12月9日の市議会で、事業者の繁忙期や周知期間などを考慮した上で、熊本市では2026年7月から導入する方針を明らかにしました。

熊本市は来年2月の定例会に条例案を提出して、市議会で審議される見通しです。

熊本市では宿泊者に対し1人1泊につき200円を徴収する方針で、昨年度の宿泊実績から年間約7億円の税収を見込んでいます。

一方、対象となる施設には徴収にかかる経費やシステムの導入に必要な費用を助成する方針です。