人手不足や高齢化が進む農業で、農薬の散布にドローンを活用する動きが広がっています。
福岡県八女市の田んぼで散布の様子が公開されました。
約1000平方メートルの田んぼ 1分弱で農薬散布

プロペラ音を響かせ、田んぼの上を飛行する機体。
農業用のドローンです。
夏の日差しを浴び、すくすく育った稲に農薬を撒いていきます。

RKB 小松勝 記者
「こちらの田んぼ、1反弱、1000平方メートル弱あるのですが、ドローンを使えば1分弱で農薬を撒けるということです」
この日は八女市黒木町のコメ農家から委託された業者が、農薬の散布作業にあたりました。

専用のアプリが搭載されたこのドローン。
GPSを活用し、位置情報を取得することで自動で飛行することができます。
平城商事 幸康平さん
「グーグルマップ上で点を打っていって、囲ったところを自動で撒く設定です」「撒きムラも自動のほうが出ないので均等に撒いてくれる。手動であれば真っすぐ飛ばしているようでもちょっと斜めになることも」