新型コロナの感染者数が徐々に増え、第8波への兆候が見える中、ワクチン接種の予約が急増しています。また、福岡県はインフルエンザとの同時流行に備え、オンラインの診療センターを開設する方針であることが関係者への取材でわかりました。
◆ワクチン接種予約が急増
RKB吉松真希「福岡市早良区の集団接種会場です。きょうも多くの方がワクチン接種に訪れています」
第8波への警戒が高まる中、今月に入りワクチン接種の予約が急増しています。福岡市が管理するワクチン接種の予約サイトです。15日昼すぎの段階で見てみると、集団接種会場に加え、まちのクリニックも今週から来週にかけてはほぼ予約で埋まっています。
ワクチン接種した人「1分でも2分でも早く打ちたかったです。5回打つとやっぱり安心しますね」「年末に東京から親戚が来るから、そのためにも打っていたほうがいいかなと」「4回目です。11月終わりくらいに旅行を予定していまして、種類が一番新しいのを。安心ですね」

◆年末年始の帰省などに備え
接種の予約が急増している理由について市の担当者や医師に話を聞くと、接種の間隔が5か月から3か月に短縮にされ接種券を受け取る人が増えたこと、年末年始の帰省などに備える人が多いこと、オミクロン対応の接種を希望する人がいること、各地で感染者が増加し、第8波への警戒が高まっていることが考えられるということです。

◆「子供の感染」徐々に拡大
そんな中、子供の感染も徐々に増えています。新型コロナによる公立の小中学校の学級閉鎖です。福岡市は14日時点で18校21学級が、北九州市は15日時点で9校13学級が閉鎖しています。








