オホーツク海で捕獲されたナガスクジラの生肉が、商業捕鯨が再開されてから初めて福岡市の卸売市場で競りにかけられました。

3日未明、福岡市中央卸売市場では、ナガスクジラの高級部位「尾の身」や「赤肉」あわせて100キロが競りに出されました。

捕鯨母船「関鯨丸」の船団が、6年前に日本の商業捕鯨が再開してから初めて、オホーツク海で捕獲したものです。

今回、最も高いものは1キロ3万円で競り落とされました。

ゆたか水産 鮮魚事業部 谷崎広樹 部長
「とにかく珍しいのと脂もよく乗っているので、あとは売ってみての楽しみかなというのが一番かなと」

競り落とされたナガスクジラの生肉は、福岡市内の飲食店などで提供される予定です。