警察庁によりますと、去年、全国で摘発されたオンラインカジノの賭博事件は62件、検挙者数は279人でいずれも過去最多となりました。

オンラインカジノの問題は、芸能人やプロ野球選手でも摘発が相次ぐなどいま社会問題となっています。

なぜオンラインカジノにはまってしまうのかその実態を取材しました。

「実際に命を絶った仲間もいっぱい見てきた」

Aさん
「私のように犯罪に走ってしまう人もいっぱい見てきたし、実際に命を絶ってしまった仲間もいっぱい見てきた」

過去にオンラインカジノを利用した経験があるAさんです。

今回、匿名を条件にRKBの取材に応じてくれました。

もともとパチンコや競輪などギャンブルが好きだったAさん。

コロナ禍で外出が制限された時に利用し始めたのが、オンラインカジノでした。

Aさん
「23時半まで競輪をやって、その後はオンラインカジノを朝までやると。ひどい時には携帯2台持って、左手でオンラインカジノをやって、右手で競輪の結果をみて、パチンコ打ちながらやったりとかそんな感じでした」