◆同じ会社で働く夫婦が一緒に育児休業

福岡市に家族4人で暮らす下茂野寛さん(39)。今年5月に次女の鈴紗ちゃんが生まれ、同じ会社で働く妻と一緒に1年間の育児休業を取得しています。

下茂野寛さん「思いっきり子供と触れ合えるっていうのは、もう本当子供が小さいときだけ。やっぱり小学生とかってなってくると、学校の時間とかもあって徐々に触れ合う時間も少なくなってくると思うので、そういうのもあって1年間とろうかなと」
「休業中」とはいっても、鈴紗ちゃんのお世話に加え家事や長女の保育園の送り迎えなど、夫婦が自分のために使う時間はほぼありません。

長女 鈴夏ちゃん(鈴紗ちゃんの服たたむ様子)「できた!」
下茂野寛さん「わーできた、れいなありがとう」「息つく暇ないですね。もう終わりがないですね。ひたすら、これやっているなっていう感じですね」
◆育休6か月以降は支給額が50%に
育休の取得中は、休業前の給与の67%相当額が国から支給されるほか、社会保険料の免除などを含めると8割ほどが保障される仕組みです。ただ6か月以降は、給付金の支給額が50%に減るため、家計への負担は小さくありません。
下茂野寛さん(39)「単純に手取りで言ってしまえば減ってしまうところはあるので、そこは苦しいところは感じてはいるんですけど、お金のことよりも時間の方を大切にしたいなというところがあったので」

下茂野香名江さん(36)「ワンオペっていう風に言われているように、お母さんひとりで育児されていると思うんですけど、自分がそうやっていたら一杯一杯でノイローゼって言ったらあれですけど、そんな風になっていたんじゃないかなと思います」







