福岡ソフトバンクホークスは9日、敵地ZOZOマリンスタジアムで千葉ロッテマリーンズとのオープン戦に臨んだ。
(ソフトバンクのスターティングメンバー)1中周東佑京/2右近藤健介/3指柳田悠岐/4一山川穂高/5三栗原陵矢/6遊ダウンズ/7左正木智也/8捕嶺井博希/9二廣瀨隆太/先発投手東浜巨
◇正木2試合連発!柳田&近藤&栗原は初マルチ!
9日(日)のロッテ戦では、野手の主力組&若手がそれぞれ猛アピールした。
まずは3月4日(火)から実戦がスタートした主力のS組メンバー。2番・ライトでスタメン出場した近藤健介は、1回の第1打席にヒットを放つと、3回のチャンスで迎えた第2打席にも、タイムリー2ベースヒットと結果を残し、オープン戦初打点&初マルチヒットを記録した。
●近藤健介選手(3回表タイムリ
ー2ベースヒット)「打ったのはカットボールです。しっかりと粘って自分のバッティングができました。ランナーを還すバッティングができて良かったです。」
また、3番・指名打者でスタメン出場した柳田悠岐は、1回の第1打席にオープン戦初安打となる2ベースヒットを放つと、5回の第3打席にも、再びレフトへ2ベースヒットと、こちらも状態の良さを見せた。
春季キャンプはA組で、チームを先頭に立って引っ張ってきた栗原陵矢は、タイムリーを含む2安打の活躍。オープン戦初のマルチ安打をマークした。
◎栗原陵矢選手(3回表タイムリーヒット)「打ったのはスライダーです。追い込まれてからうまくコンタクトすることができました。チャンスで結果を出すことができて良かったです。」
ショートの開幕スタメンを狙うダウンズ、守備では横っ飛びのファインプレーで先発の東浜を助けると、バットでも、3打数1安打とオープン戦は打率3割5分を超える打率をキープしている。
◇若鷹たちも食らいつく!白熱アピール合戦!
前日の試合でオープン戦第1号を放った正木智也が、2回の第1打席に2試合連発となるソロホームラン、状態の良さを見せつけると、8回の第4打席にもタイムリーを放ち、4打数2安打2打点と活躍、さらに、前日に続きファインプレーで守備でも貢献、攻守においてアピールした。
●正木智也選手(2回表ソロHR)
「真っ直ぐを完璧に捉えることができました。昨日のホームランのいいイメージをもって打席に入ることができた結果だと思います。いい打席を続けられるように、そして、求められている長打力を発揮できるようにしていきたいです。」
2回の守備で味方と交錯し、途中交代となった周東に代わって出場した笹川吉康。バッティングが魅力の笹川は3回の第1打席にヒットを放つと、すかさず盗塁も成功させた。7回の第3打席にも快音を響かせ、4打数2安打1盗塁。
去年、支配下登録を勝ち取った川村友斗は守備でみせた。8回、ロッテの強打者・安田尚憲のヒット性の打球を体を張ったプレーでアウトに。フェンスに直撃しながらもキャッチしてみせた。
開幕1軍をかけた激しい戦い、首脳陣を悩ませる若鷹たちのアピールが止まらない。