人手不足による物流の停滞を防ごうと、荷主を対象にしたセミナーが6日、福岡市で開催されました。

関係省庁による初めての開催です。

6日、福岡市天神で開かれたセミナーは、経産省、農水省、国交省、それに公正取引委員会が開催したものでおよそ200人の荷主事業者が参加しました。

物流業界では、去年4月に時間外労働の上限規制が適用されトラックの運転手不足によって物流が滞ることを防ぐことなどが継続的な課題となっています。

セミナーでは物流の停滞を防ぐための適正な価格転嫁のあり方や、物流管理をデジタル化する取り組みなどが紹介されました。

九州運輸局 貨物課 白水祐慈 主査
「関係省庁の方で各種施策、様々なものを行っておりますので、物流効率化を進めていただきたいと考えております」

関係省庁が合同でセミナーを開催するのは初めてで、今後も連携を強化して課題の解決に取り組みたいとしています。