福岡県大野城市で生後7か月の息子を殺害したなどとされる女の裁判員裁判で、検察側は懲役13年を求刑しました。
起訴状などによりますと、女は3年前、当時住んでいた大野城市の自宅で、生後7か月の息子の腹や胸を圧迫して殺害したなどとされています。

3月5日の裁判で検察側は、「抵抗できない無防備な乳児に一方的に暴行を加えた」と主張。
そのうえで、「死ぬ危険性の高い非常に残酷な犯行で殺意はあった」などとして、懲役13年を求刑しました。
一方、弁護側は「泣き止まない息子に衝動的に行った行為で殺意はなかった」などとして、懲役5年が相当だと主張しました。
判決は3月14日に言い渡されます。