ウェブサイトを立ち上げ

「性被害を訴えやすい社会を作りたい」。

卜田さんは4年ほど前に性犯罪の被害者のためのウェブサイトを立ち上げました。

自分自身の経験を踏まえ、相談窓口の連絡先だけでなく、性被害を受けた時に取ったほうがいい行動などを具体的に発信しています。

「助けてあげる」ではなく「後押しすること」

卜田さんは性被害を相談しやすい社会を作るためには、周囲の人が性暴力が与える影響などを正しく理解する必要があると感じています。

卜田素代香さん(仮名・20代)
「相談できることっていうのは弱いこととか迷惑をかけることとかではなくて強いことだと私は思っていて。弱いから助けてあげるという姿勢じゃなくてその人の選択を後押しするとか一緒に考えるということが必要だと思っていて、当事者の前でも後ろでもなくて横に立って一緒にその先を考えて選んでいくということをできたらなと思っています」



RKB毎日放送 記者 奥田千里