文化庁は2月4日、日本遺産に認定されていた大宰府政庁跡や水城跡などの「古代日本の西の都」について、認定を取り消しました。

集客不足や自治体同士の連携不足が指摘されていて18日、関係する自治体が意見交換をしました。

文化庁による「日本遺産」の認定取り消し

18日福岡県庁で開かれた意見交換会には、太宰府市や大野城市など福岡県内6つの自治体の副市長らが出席しました。

議題は、文化庁による「日本遺産」の認定取り消しです。

大曲昭恵・福岡県副知事
「候補地への移行という結論が出たことは誠に残念でございます。結果について真摯に受け止め、これからの取り組みについて意見交換をさせていただきたい」

日本遺産とは

日本遺産は、地域に点在する文化財を歴史的な経緯や特色ごとにまとめて、観光客の誘致などで地域活性化につなげようと文化庁が2015年から始めた制度です。

これまでに104件が認定されています。