消費者は「安くなることを期待」

消費者「それはいいよね、少しでも安くなるのであれば一時的かもしれないですけど期待しています安くなることを」

消費者「うまく消費者に回ってくればいいけど、それがほかの所に行くとどうしても今までと変わらないかな」
コメ販売店「売りたくてもものがない」
福岡市南区にあるコメ販売店。流通量が少なく、思うように仕入れができていないといいます。
米のしんかい・みのりや 新飼哲哉社長「おコメの供給が間に合ってないところがありまして、当店も仕入れが例年の6~7割ぐらいしかできていない状況。かつ現時点で玄米の仕入れ価格が昨年比で2~2.5倍という状況なので新規で仕入れが難しい状況になってきています」

少ない在庫でやりとりするために2月から1世帯5キロまでと販売量に制限を設けました。
米のしんかい・みのりや 新飼哲哉社長「小さなお子様や食べ盛りのお子様いらっしゃる方とか常時30キロ買われたりするお客様からは『6回来ないかんやないね』とお叱りを受けることはけっこうあります。売りたくても、ものがないっていう状況はなかなか経験したことがないので何よりもどかしさが一番ありますね、この1年ぐらい」

備蓄米の放出の発表を受けて、パソコン画面に向き合う新飼さん。玄米の売買仲介サイトで、卸売価格をチェックします。
米のしんかい・みのりや 新飼哲哉社長「(価格は)きのうとそんなに大差はないですね。お客さまが買える状態の価格でいうと5キロ5000円という価格帯のおコメしか出回っていない状況ですね。まあ早々簡単に期待はしてなかったですけど、価格も量も反映されるとしたらこれからなのかな」







