駅や工場などで使われる電気設備資材の国内トップシェアの企業が、福岡県北九州市に物流拠点を建設することになりました。

北九州市と、東京に本社を置く、ネグロス電工は17日、立地協定を締結しました。

ネグロス電工は、駅のホームや工場などで電気ケーブルを保護する「ケーブルラック」などの電気設備資材のメーカーで国内トップシェアを誇っています。
ネグロス電工は小倉南区曽根北町の1万5000平方メートルの敷地に九州で初めてとなる、製造・物流拠点を建設します。
投資額はおよそ100億円、2027年3月の完成を予定しています。

ネグロス電工 菅谷研司 常務「フェリー含めJR貨物、陸送すべて物流拠点として必要なインフラが備わっている。災害に強い場所というところが2点目、もうここしかない」

北九州市の武内市長は、「アジアの物流拠点都市を目指す北九州市にとって具体的な後押しになる」と期待を寄せています。