福岡市は14日、小中学校の給食費の無償化などを盛り込んだおよそ1兆1128億円の新年度予算案を発表しました。

一般会計の総額は1兆1128億円 過去最大

福岡市 高島宗一郎 市長
「新年度予算のテーマは『まちにみどりを』です」

福岡市の新年度予算案は一般会計の総額が1兆1128億円で過去最大だった今年度よりも303億円増えています。

目的別に見ると、小中学校の給食費を新年度の2学期から無償化することとして、44億円余りを市が負担することにしています。

また、児童手当の拡充や保育士などの処遇改善に対応するためこども育成費が今年度よりも170億円増えています。

このほか、予算のテーマとしている「まちにみどりを」に関連して、地下鉄の駅や公共施設の緑化事業に13億円余りを計上しています。

新年度予算案は2月17日に開会する2月定例市議会に提出されます。