台風10号の接近は、災害時の伝達や周知の難しさも浮き彫りにしました。福岡市では、「燃えるごみ」の収集中止がうまく伝わらず、カラスに荒らされる事態となりました。
放置されたごみ袋

福岡市は、ごみの収集を夜に行っています。
台風10号が接近していたことから市は、29日、この日の夜は収集しないことを決め、当日の正午ごろにホームページや、福岡市公式LINEなどで通知しました。
しかし、全ての市民には周知できませんでした。
ごみ袋をカラスがあさり・・・

このため、30日の朝には一部の市民が出したごみ袋が回収されずにそのまま残っていました。
路上に放置されたごみ袋をカラスがあさるなどして、ごみが散乱していたのです。