九州大学のグループが、佐賀県唐津市沖の海底で海図に載っていない「長さ40メートル」の反応を見つけました。

強い磁気反応が出ていて、「鉄製の船」である可能性が高いということです。

水深50メートルを超える海底での調査に密着しました。

発見場所は佐賀県・馬渡島の沖

古来から多くの船が行き交って来た玄界灘。

調査船が向かったのは唐津市の北西部に位置する馬渡島(まだらしま)の沖です。

九州大学のグループが海底を測量した際、海図に載っていない反応が見つかった場所です。

九州大学 三納正美 准教授
「砂の底質だと思われるんですけれど、その中に高まりがあって、周辺は砂がえぐられるように削られてちょっと深掘りされているような感じの地形というか、何かが見えるという感じで。ちょっと地形にしては不自然かなということで、沈船の可能性を考えています」