去年10月、福岡県志免町の自宅で、当時9歳の息子の首を絞め殺害しようとしたとされる母親の裁判員裁判で、福岡地裁は30日、母親に保護観察付き執行猶予の判決を言い渡しました。

判決を受けたのは、福岡県志免町の事件当時30代の母親です。母親は去年10月、自宅で発達障害がある当時9歳の息子の首を携帯電話の充電コードで絞め、殺害しようとしました。息子は顔などに全治1か月の重傷を負いましたが命に別状はありませんでした。

これまでの裁判で母親は起訴内容を認め、「これからも大好きな愛する息子と生きていきたい」と話していました。