中東情勢の緊迫化に伴う石油の供給不足を受けて、政府は26日から国家備蓄の放出を始めました。今後のガソリン供給の見通しについて、広島のスタンドで取材しました。
愛媛県今治市にある、菊間国家石油備蓄基地。午前11時前、地下のタンクに貯蔵されていた原油が、パイプラインを通じて隣りに建つ石油元売り企業の製油所に送られました。
高市総理
「今週、26日から国家備蓄の放出を開始する」
政府は今月16日から石油の民間備蓄を放出していて、国家備蓄とあわせると国内需要の45日分が市場に出されることになります。
こちらは、廿日市市にあるガソリンスタンドです。先週、政府の新たな補助金制度を受けて、レギュラーガソリンの1リットル当たりの価格を181円から161円へと値下げ。そして、26日はさらに8円下げて153円としました。
客は
「毎日、気にして安いところで入れるようにしている。通勤でも使っているので少しでも安いと助かる」
山崎本社 総合本部 吉川尚志部長
「政府の意向に沿って国民1人1人のガソリン価格の負担を減らすというのが補助金目的だと思うので、それに沿った形で、きょうから8円引き下げさせて頂いた」
25日、発表された県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、173円90銭。先週より15円10銭ほど、下がっています。国家備蓄の放出が始まり、今後はどう推移するのでしょうか?
山崎本社 総合本部 吉川尚志部長
「備蓄分の放出で、まずは安定して供給できるという一安心はあるが、資源が限りあるので、今後の安定供給については不安な部分もある」
政府は、ガソリンの小売価格が170円を超える部分については、全額補助する方針です。


































