パンの製造販売を手がけるアンデルセングループの創業者の妻で相談役の高木彬子(たかきあきこ)さんが、亡くなりました。99歳でした。高木さんは原爆投下から3年後の1948年夫の故高木俊介氏とともに現在の広島市南区に、「タカキのパン」を創業しました。

その後「タカキベーカリー」、「アンデルセン」と事業が拡大。高木さんは、広報部門や販売員教育などの小売り部門を担いました。2003年から、アンデルセングループの相談役に就任し、広島商工会議所の女性会会長を歴任しました。

高木さんは、先月6日グループの年始式に出席しましたが、2月6日老衰のため亡くなりました。すでに通夜や葬儀は近親者のみで行われていて、後日「お別れの会」を行う予定だということです。