台風9号は、小笠原諸島付近をゆっくりと進んでいます。31日(木)にかけて小笠原諸島に停滞する予想で、暴風に警戒が必要です。
一方、台風の今後の進路はこれまでより西よりの予想になり、週末ごろに関東に接近するおそれがあります。
台風9号は29日(火)午前8時現在、父島の北東およそ130キロにあって、時速10キロの速さで西北西へ進んでいます。中心気圧は975ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は30メートルです。28日(月)と比べると若干勢力は弱まっていますが、暴風域をともなっています。

進路予想では、31日までは小笠原近海を停滞し週末にかけて日本の東に進む見込みです。28日時点の予想より進路は西よりになっています。予報円は依然としてかなり大きい状態です。