鹿児島市真砂本町の工事現場で、不発弾が見つかりました。市は現場への立ち入りを禁止し、今後、処理する方針です。

鹿児島市によりますと、9日正午前、鹿児島市真砂本町の解体工事現場の作業員が、地面の中から不発弾のようなものを見つけました。

夜になって佐賀から陸上自衛隊の不発弾処理隊が到着し、調べたところ、見つかったのはアメリカ製の100ポンド普通爆弾と分かりました。爆弾の信管は保護され、衝撃などが加わらなければ爆発の危険性はないということです。

避難指示などの情報は出されていません。鹿児島市は9日夜、対策本部を設置し、今後、自衛隊と警察など関係機関と協議し処理方法やスケジュールなどを決めていくとしています。

▼【画像で見る】不発弾が見つかった鹿児島市の現場 付近は住宅やスーパーなども集まる


現場は鹿児島県庁から西側におよそ900メートルの住宅や商業施設などが立ち並ぶ地域です。