犯罪被害者やその家族への支援の輪を広げようというパネル展が、鹿児島市で始まりました。
パネル展はかごしま犯罪被害者支援センターが企画したもので、支援を受けた人の体験談などがパネルで展示されています。
(記者)「会場には支援の輪をイメージした白いリボンが飾られています。訪れた人も輪をつなぐことができます」
けがをしたクマのぬいぐるみにメッセージを書いて、被害者に寄り添う気持ちを考えてもらう参加型のコーナーのほか、いらなくなった本を寄付するとその売り上げが被害者支援に役立てられる「ホンデリング」のコーナーもあります。
かごしま犯罪被害者支援センターは099−226−8341で無料で相談に応じています。
相談件数は、昨年度が995件、今年度は9月末時点で595件で、年々増加傾向にあり、性犯罪に関する相談が多くを占めています。
(かごしま犯罪被害者支援センター 永家南州男事務局長)「今回のパネル展はマルヤガーデンズ、無印良品、県警察本部被害者支援室の協力で開催している。自分も被害者の支援活動のひとつを担うんだという気持ちを醸成してもらえたら」
パネル展は今月18日・土曜日までマルヤガーデンズで開かれています。







