奄美市の大島高校で卒業式があり、プロ野球に進む大野稼頭央投手も出席しました。
大島高校の卒業式には、卒業生214人とその保護者らが出席しました。卒業生代表の田代豊秀さんは、コロナに振り回された高校生活だったとしながら、春のセンバツに出場した野球部の活躍など、3年間の思い出を語りました。
(卒業生代表 田代豊秀さん)「昨春の阪神甲子園球場での熱狂は、今でも鮮明に思い出すことができます。多くの人が野球部の活躍に感動し自分も頑張ろうという気持ちになりました」
プロ野球ソフトバンクホークスに入団し、春季キャンプに参加している大野稼頭央投手も、卒業式に出席しました。
(ソフトバンクホークス 大野稼頭央投手)「高校や島にいる間にお世話になった人たちがいたからこそ、こういう世界に立てると思うので、感謝を忘れずに、自分が活躍してる姿を見て励みになってくれたらという思いで頑張っていきたい」
28日の夕方には福岡に戻るという大野投手は、チームメートや同級生らと別れを惜しんでいました。