鹿児島県の大崎町で、陸上の国内トップ選手らが集結する「Japan AthleteGames in Osaki」が開かれました。
2年ぶりの開催となった「Japan AthleteGames in Osaki」。トップアスリートとの距離の近さが特徴でもあり、男子棒高跳で甲南高校の大内山莉玖選手が自己ベストを更新した時には、日本一の経験のある選手たちがグータッチで迎えました。
スプリント競技では、女子60mハードルで南国殖産の大村美香選手が、女子60m走では南九州ファミリーマートの鶴田玲美選手がそれぞれ地元大会で優勝。
(鶴田玲美選手)「ようやく地元の鹿児島で国体があるので、自分が納得のできるレースがしたい」
また、今回から屋外での投てき競技も新たに始まり、円盤投日本記録保持者の堤雄司選手や、去年の日本選手権を制した砲丸投の村上輝選手など、トップアスリートたちが冬の合宿の成果を試しました。
さらに、大会ではオリンピックメダリストで日本人初の9秒台をマークした桐生祥秀選手と、予選を勝ち抜いた4人の小学生が50mで競争するイベントも同時開催。桐生選手と走るため、宮城県から参加した小学生もいるなど、憧れの選手とのひと時を楽しみました。
(桐生祥秀選手)「目標に向かって走る姿を届けられるようがんばりたい」